地形図こんな記号って…!?
レポート1 「万年雪」 その3

 

前回の「万年雪その2 白馬大雪渓」の最後で、もっと標高の低い場所での万年雪を紹介します、と書きました。今回のレポートは新潟県の中でも福島県境に近い「奥只見」です。

 

2万5千分の1地形図「奥只見湖」を開いてみます。すると、あちこちに万年雪のエリアがあることがわかります。その大半は地図の南西にある「荒沢岳(標高1969m・日本二百名山)」の周辺に点在し、ざっと数えてみても、十数箇所はあるでしょうか。他の地形図と比較しても、万年雪の多さが一目で分かります。

それら万年雪記号のあたりの標高を確認してみますと、およそ1000〜1500mくらいでして、中には1000mを切るくらいの場所もあります。その多くは大きなケバ記号に囲まれた深い谷にあり、やはり冬季の大量の降雪による積雪が、そこにそのまま秋まで残るのだろうと推測されます。

この「奥只見湖」の他にも、隣の「八海山」、更にその隣の「兎岳」などの地形図にも、万年雪の記号が点在しているのが分かります。この記事に興味を持たれた方は、是非とも、この奥只見周辺の地形図を手にとって確かめてみてはいかがでしょうか。

 

さて、地形図上で表現されている万年雪を見ようと思っても、実際には道の無い場所ばかりで、訪れるのは不可能な場合がほとんどです。
しかし、奥只見湖から少し奥に入った「中荒沢」には遊歩道があり、実際に万年雪を見に行くことができるそうです。私はこの遊歩道があることは、10年くらい前から知ってはいるのですが、未だ訪れたことがありません。ということで、写真を載せることができないのですが、今年こそは行ってみたいなと考えています。

尚、詳しいことは、新潟県魚沼市の観光協会などにお問い合わせ下さい。

 

地形図(奥只見湖) 国土地理院発行の2万5千分の1地形図(奥只見湖)から。
中央右側が、中荒沢の万年雪。