地形図の図式と記号
3.地形図記号


1.
道路等

おおまかに分類すると以下に分かれます。

(1)
記号道路 道路幅が25m未満の道路を指します。

(2)
真幅道路 道路幅が25m以上を指し、縮尺上実景表現になるものを指します。

(3)
街路 市街地を区割りで走っている道路を指す。道路幅3m以上25m未満を指します。

(4)
有料道路、道路の分離帯他


* 有料道路、料金所


* 分離帯等


* 国道


* 庭園路


* 建設中の道路



2.
鉄道

鉄道とは、車両の走行の為レールを設けた恒久的な軌道を指します。

(1)
普通鉄道 カテゴリーが(JR複線以上)(JR単線)(私鉄複線以上)(私鉄単線)

(2)
地下鉄、路面の鉄道ほか カテゴリーが(地下鉄及び地下式鉄道)(路面の鉄道)(特殊鉄道)(リフト等)

(3)
駅、側線ほか (駅{JR線})(駅{JR線以外})(駅{地下鉄及び地下式鉄道})



3.
その他の交通関係

(1)
橋及び高架部 その長さが20m以上のものを表示します。カテゴリーが(道路橋)(鉄道橋)となります。

(2)
トンネル、立体交差 トンネルとは、道路、鉄道等の地下の通路を指し、原則として全てを表示します。長さが50m以下のの場合は破線表示は省略します。出入り口は「坑口(洞口)」の記号を表示します。

(3)
切取部、盛土部 切取部とは岩石や土砂を切り取って道路や鉄道を通した部分をいいます。盛土部とは土砂を盛った上に道路や鉄道を通した部分を言います。

(4)
石段、渡船および航路 カテゴリーが(石段)(渡船{フェリー})(渡船{その他の旅客船})



4.
三角点・水準点・各種建物目標物記号

(1) 
記号の中心点が真位置を示します。記念碑・煙突など側面形を示したものは、下辺中央が真位置です。建物記号は家屋の種類を示す記号であって、家屋の印の傍に添えてあります。

(2)
建物等 独立建物、総描建物、樹木に囲まれた居住地、墓地などがあります。

(3)
建物記号 地形図に表示された建物のうち、その用途あるいは機能を示す必要がある場合、その建物に添えて表示する記号を指します。
ただし、建物に名称注記する場合は表示しません。
種類としましては、市役所、官公署、病院、神社博物館、老人ホーム等が上げられます。

(4)
基準点 測量の成果結果として平面位置および標高が決定された地点をいい、三角点、水準点、電子基準点、標高点に分類されます。



5.
境界線等

(1)
行政界、所属界、植生界、および特定地区界があります。都道府県界は行政界になります。



6.
植生記号

(1)
原則として、図上3×3mm以上のものが表示されます。植生は位置決定の目安になりますので、地質調査の参考になりうる内容です。

(2)
植生とは、地表面の植物の種類およびその覆われている状態を指します。
植生は既耕地と未耕地に分類されまして、既耕地は一定の間隔で記号を配し、田、畑、果樹園などが上げられます。未耕地は不定間隔で記号を配します。
広葉樹林、竹林などが上げられます。境界のカテゴリーで植生界、特定地区界などがあり、範囲を示す記号となります。



7.
河川、湖沼および海

(1)
海岸線は、満潮時の海陸の境界線で示されており、平均海水面の時の海岸線ではありませんので、地質調査に際しては十分な注意が必要です。

(2)
水流の幅が1.5m、図上の長さ1cm以上のものを原則として、表示します。川幅が図上0.3mm (実福7.5m)以上の時は両岸の水深線を描き、それ以下の場合は、一条線で示します。



8.
岸高、比高、地面の状態等



9.
地形(等高線、崖等)

(1)
2万5千分の1地形図では、高度10m毎に等高線が描かれておりまして、これを主曲線と呼びます。解りやすくする為に、5本毎、50m間隔毎に線が太く描かれております。この線を計曲線といいます。

(2)
緩傾斜地や細かな起伏のところは、補助曲線を挿入して、表現しています。主曲線の間隔の1/2の等高線を間曲線と呼びます。2.5m毎のそれを助曲線と呼びます。