地形図などの種類
山岳集成図(剱岳測量100年記念 1:30,000「剱・立山」)


  • 国土地理院は、平成19年7月12日、剱岳測量100年を記念して、3万分の1山岳集成図「剱・立山」(写真は表紙部分)を刊行しました。
    この図は表裏多色カラー刷り、図の大きさはA1判でこれがA4サイズに畳まれています。

  • 図域は、剱岳・立山・室堂・弥陀ヶ原等を含み、南西側の富山地方鉄道立山線立山駅と北西側の上市川第二ダム、東は黒部ダム・黒部渓谷・から欅平までの、およそ北緯36°32′25″から41′55″までと、東経137°25′32″から42′12″までの間となっていて、周辺の8枚の2万5千分の1地形図の一部を3万分の1に縮小・集成し、剱岳・立山周辺域の登山に関する事項を重点的に表したものです。

  • 最新の登山道情報、山小屋、避難小屋、公共の宿、キャンプ場、水場、トイレ、駐車場、夏山パトロール駐在所、夏山郵便局、夏山診療所等の情報並びに通行規制区間、バス路線、バス停の情報のほか、磁針方位、距離の概数を求めるために500mの方眼線などが示されています。

  • 明治40(1907)年7月に陸地測量部の測量隊が剱岳に三角点を埋設するために登頂に挑んでから100年を迎えたことを記念して刊行されたもので、当時の測量の様子は、新田次郎の『剱岳<点の記>』として長編山岳小説になっています。

  • 裏面には、剱岳に関する測量のための登山の経緯と当時の剱岳登山の困難性、地形図から見る剱岳標高の変遷(2998m→3003m→2998m)とそれぞれの山頂付近の地形図、平成16年の剱岳山頂近傍への三等三角点の設置とその測量についてなど、多彩な話題が掲載されています。

定価:800円(税込)
日本地図センター、国土地理院地図販売店、全国の主な書店等で購入できます。

山岳集成図(剱・立山) 表紙