地形図こんな記号って…!?

レポート1 「万年雪」 その1

  万年雪…。都会にお住まいの方ならなおさらのこと冒険心に駆られる言葉ですね。  みなさんは地形図にも万年雪が掲載されているのをご存知ですか?  地形図における万年雪の定義は「万年雪とは、平年の気象条件下で、積雪が残雪又氷塊として年越しするものをいい、9月期の状態で、図上2.0mm×2.0mm以上のものを表示する」とあります。。

図上で2.0mm×2.0mmというと、実際の大きさは最低でも50m四方以上…。この大きさで夏を越す残雪っていうと、相当北よりの地域かはたまた 3,000mを越えるような山の頂上付近としか考えられないですよね。しかし、実際は意外と簡単にいけるところにあったりもしました。  関越自動車道で練馬から約90分、水上ICからクルマで約30分程行ったところにある谷川岳一ノ倉沢という場所。ここは地形的に雪が雪崩などで谷に集まりやすく、その集まった雪の高さは実に50m以上にも及び、標高1,000mにも満たないその場所は、一説によれば同緯度上において世界一標高の低いところにある万年雪とも言われてます。  また何よりもその氷河と呼んでもいいような壮大な残雪を手軽にしかも間近に見ることができるのがうれしいです。ただし、そこは氷河同様、クレバスなど危険がいっぱいなのでくれぐれも注意して見てくださいね。

地図事典 1:20000 国土地理院発行の2万5千分の1地形図(茂倉岳)から
地図事典 1:20000 10月の一ノ倉沢 (この雪は少なくとも一年以上前のものです)
地図事典 1:20000 まるで氷河の先端みたいです (氷河にあるU字谷のような侵食も見られます)